1.
夢を捨てずに引き出しにしまっておけば、いつか必要になったときに、取り出すことができるんだよ。
秋山豊寛
2.
これ、本番ですか?
秋山豊寛
3.
宇宙から見る地球には、どこにも線は引っぱってない。
秋山豊寛
4.
ぼくたちの子ども、孫の時代には国境はなくなっているかなと、しみじみ思います。
秋山豊寛
5.
農作業は楽しいものであり、農作業によって視野も広がり感受性も豊かになる
秋山豊寛
6.
私の脳のなかで農作業は快楽に分類された
秋山豊寛
7.
自分たちの存在を根底から支えている「農」という視点から、それを生き様で主張する自立した農家の存在に強い関心を持っていました
秋山豊寛
8.
現実の農家は確かに国の制度などをいろいろと活用はしていますが、「俺たちはここに暮らしがある」という国家から一定の距離を置ける太い根っこを持っています。何より生命の源である食べ物を作っている強さを持っている
秋山豊寛
9.
世の中は捨てたものじゃありません。いざとなると幸運の女神さまが現れるものです。
秋山豊寛
10.
モスクワ郊外の「星の街」ではじまった訓練は肉体的には厳しく、ロシア語を1年2カ月で習得する苦労は尋常ではなかった
秋山豊寛
11.
サラリーマン社会は上下左右、特に40代半ばの上下左右は四面楚歌なんてもんじゃなく、そのなかでいかにして自分がサバイバルするか
秋山豊寛
12.
いわれたことを着実にやっていれば褒められるなんて、テレビの業界では考えられない話
秋山豊寛
13.
要するに外国語を学ばないと研究が進まないようでは、国として力がないということです。
秋山豊寛
14.
宇宙飛行士に求められる資質にはいくつかあると思いますが、一番重要なのは忍耐力です。それから、臨機応変力というのかな。
秋山豊寛
15.
僕らがやっていた訓練の9割は緊急事態への対応
秋山豊寛
16.
私が第一声として用意していたのは、『宇宙から見た地球は混沌(こんとん)としています』という言葉でしたが、ソユーズの窓から見える地球も宇宙も、少しも混沌としたものではなく、すっきりしていました
秋山豊寛
17.
人間はいつ死と出合うか分かりませんからね。信用はしていましたけれど、万一、チャレンジャー号のような事故が起こったら自分は打ち上げの日に死ぬことになるな、と。あの時初めて死というものと真剣に向き合ったと思います
秋山豊寛
18.
大体、マスコミの世界がそうなんですよ。偶然に任せていたのでは中継なんて絶対に成功しないですからね。あらゆるミスの可能性を計算した上で、この線でやると決めるわけです。それ以外のことが起きたら、運が悪かったね、と
秋山豊寛
19.
米航空宇宙局(NASA)でも国際宇宙ステーション(ISS)でも、国際的な付き合いにはやはり人生経験豊富な方がいいよ。
秋山豊寛
20.
宇宙では肉体的に特別な能力など何にも要求されない。年齢なんて関係ないね。
秋山豊寛
21.
身体的能力が高くなければならないというのは、宇宙飛行士を英雄的に作ろうとする過去のイメージの残像でしかないよ。
秋山豊寛