1.
天下の大計を知らず、国の財用を費やし、以てこの無益の務をなすは、そもそも何ぞや。
佐久間象山
2.
失敗するから成功がある
佐久間象山
3.
たとえ完全勝利を得たとしても国を戦場にするは上策に非(あら)ず。自然とわが国を恐れ、つけいる気をおこさせないのが最上の策である。
佐久間象山
4.
政治とは人で決まるものなのです。その才を有するものが一人おりますれば、一国の政治は一気に好転いたしましょう。
佐久間象山
5.
兵は国の大事、死生存亡のかかる所である。成算なくしてみだりに兵を動かす者は、国家と国民の生命をあまりに軽く考えている。
佐久間象山
6.
好奇心があるから学び、そしてチャレンジするから成果が生まれ、失敗するから成功がある。
佐久間象山
7.
学問は日々積み重ねられなければならない。一朝一夕で成るものではないことを肝に銘じるべし。
佐久間象山
8.
書を読んで知識をため込むだけでは駄目である。実際にやってみなければ役に立たない。それがサイエンスだ。
佐久間象山
9.
人々が何を言おうと、怖じることなく、心中はいつもやすらかです。これも今までの修行の成果でありましょう。
佐久間象山
10.
人は生まれてから最初の10年は己のことだけを考える。
そして、次の10年は家族のことを考える。20歳になってからの10年は生まれた故郷のことを考える。30歳になったら日本のことを考えて、40歳になったら世界のことを考えるようになる。
佐久間象山
11.
東洋の道徳と西洋の科学技術、この両者についてあますところなく詳しく究めつくし、これによって民衆の生活を益し、ひいては国恩に報いる
佐久間象山
12.
年二十以後、すなわち匹夫(ひっぷ)にして一国に繫ることあるを知る。三十以後、すなわち天下に繫ることあるを知る。四十以後、すなわち五世界に繫ることあるを知る。
佐久間象山
13.
時にあわば 散るもめでたし 桜花
佐久間象山
14.
夷の術を以て夷を制す
佐久間象山
15.
人間らしくしていては金持ちにはなれぬ
佐久間象山
16.
謗る者は汝の謗るに任せ、嗤う者は汝の嗤うに任せん。天公、本我を知る。他人の知るを覚めず
佐久間象山
17.
士は過ちなきを貴しとせず、過ちを改むるを貴しと為す
佐久間象山
18.
お前のやったことが意にそぐわぬことであったら、神は容赦なくお前のやったことを取り消す。
佐久間象山
19.
格物の天地造化におけるは却って易く、人情世故におけるは却って難し
天地自然の理を究めることは容易であるが、人間世界のことは難しい。
佐久間象山
20.
広い目で世の中のことを見ていくことが大事である
佐久間象山
21.
良識ある人は間違いがないということを重んじるのではなく、間違いに気付いたならばその間違いを改めることを重んじるのである
佐久間象山