1
「夢の卵」を常に三つか四つ、自分の中で温めておく。そしてチャンスが訪れた時にそれをつかむ準備をしておく
小柴昌俊(ノーベル物理学賞)
2.
考える力、答える力が落ちていると言いますが、最も心配なのは「問う力」がほとんどないこと
野依良治(ノーベル化学賞)
3.
人が言っていることや教科書に書いてあることを全て信じてはいけない
本庶 佑(ノーベル生理学・医学賞)
4.
徹底して考え抜いた末に生まれる「独創性」と最後までやりぬく「粘り」を持つこと。この両輪なくして、大きな夢を実現させることはできない
中村修二(ノーベル物理学賞)
5.
未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である
湯川秀樹(ノーベル物理学賞)
6.
私は実験屋ですから、やっぱり理論屋の人たちが予想したものとは違う現象を実証することに面白さを感じます
梶田隆章(ノーベル物理学賞)
7.
(英語が)通じなければ何度も言えばいいことだし、通じなくても構わない相手なら通じなくてもいいし、そうでなければ通じないで困るのは相手じゃないか
利根川進(ノーベル生理学・医学賞)
8.
私は偏向的な新聞は大嫌いだ。テレビカメラはどこかね。国民と直接話をしたい
佐藤栄作(ノーベル平和賞)
9.
時間をかければいいってもんじゃない。本当にやろうと思ったことは頭から離れない。ずっと考えている
小柴昌俊(ノーベル物理学賞)
10.
微生物は地球のあらゆる天変地異に耐え、今日まで生き残った。微生物から学ぶことがいっぱいある
大村智(ノーベル生理学・医学賞)
11.
「ここまでいきゃあいいんじゃないか」「この辺が限界ではないか」「いまさら原点に戻るのか」。そこそこの成果を得たのにやり直して続けることに、いろんな声がありました。でも、私は「ここが始まりだ」と思った。それが分かれ目ですね
赤﨑勇(ノーベル物理学賞)
12.
日本人は先ず模範生を決め、競争する。だが、考え方が呪縛されている。ノーベル賞を取るには、どんな勉強をしなければいけないか、と
江崎玲於奈(ノーベル物理学賞)
13.
人間が人間を裁くのだと言ったね。人間は動物を裁く権利があるのかい
田中耕一(ノーベル化学賞)
14.
私は科学者の端くれとして、戦争に利用されたくはないし、加担したくもありません。戦争で殺されるのも嫌だけど、もっと嫌なのは自分が殺す側に回ることです
益川敏英(ノーベル物理学賞)
15.
私は普通以下の子供でした。どちらかと言えば記憶力は悪かった。身体も弱かった
下村脩(ノーベル化学賞)
16.
別の人に言わせれば何もないところに種をまくだけなんていわれます。まあそれが楽しいからやっているんですけど。人のやっていることを追いかけるよりも何か違うことをやってみようということはいつも思います。その方が競争がなくて楽ですから
南部陽一郎(ノーベル化学賞)
17.
僕たちは自分たちが知っている範囲のことでしか物事を判断できない。だから予想というのは、あくまで自分の知識の範囲内に留まってしまう
山中伸弥(ノーベル生理学・医学賞)
18.
有志竟成
(堅固な志を持つ者は、目的を必ず成し遂げられる)
本庶 佑(ノーベル生理学・医学賞)
19.
重箱の隅をほじくるようなことはするな。小さくても何も入っていない重箱を埋めるような人真似ではない独創的な仕事をせよ
鈴木章(ノーベル化学賞)
20.
人材の流動性重視より落ち着いて研究できる環境が大事
白川英樹(ノーベル化学賞)
21.
問題を抱えたまま暮らすな。研究においては、問題は常に起きる。そうした問題は出来る限り早急に解決されるか、回避されるか、棚上げされねばならない
根岸英一(ノーベル化学賞)