1.
傷ついたのは、生きたからである。
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2.
枯れて 生きる 生きて 枯れる
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3.
悔いに満ちたこの人生こそ私の人生で、それ以外に私の人生はありえなかったのだ。
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4.
欠点のない人間はないだろう。友人の欠点をとがめ立てていたら、この世に友人というものはないだろう。
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5.
女の為に総べてを捧げる、そういうことだって男子一生の快事なのじゃありませんか。
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6.
悲しみは、いつも真っ直ぐ心に来る
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7.
人間も自然も幸福に満ちている。だのに私は死なければならぬ。だのにこの世は実に幸せそうだ。それが私の心を悲しませないで、かえって私の悲しみを慰めてくれる。私の胸に感動があふれ、胸がつまって涙がでそうになる
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8.
悔いにみちた人生ではあるが、それが私にとって私の人生なのだ。私としては精一杯生きてきた人生である。それと違った人生を、はたして私が持ちえたかどうか。
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9.
死については、すでにもう人によって考えつくされている。しかし私なりにやはり考えてみよう。
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10.
ひとを愛するということは、自分を愛するということから始めなければならないのだ。ひとを愛するということは自分を愛するということなのだ。自分を愛することができないものがどうしてひとを愛することができようか。
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11.
生の完全な燃焼が死だ。
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12.
ぶどうに種があるように、私の胸に悲しみがある。青いぶどうが酒になるように、わが悲しみよ、よろこびになれ
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13.
自分を、違う人間にしうると考え、自分の考えている理想像に近づけることが成長であると考えた。(中略)私というものは、けっきょく、私になりえたということに過ぎない。(中略)私が私になりえたら、大したことではないか。私ははたして私になりえたか。
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14.
客観的に私の人生がどうあろうと、私のこの人生しか私にはなかったのだ。人生とは私にとって、私の人生しかないのだ。
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15.
人間がそのなかで生きてきた歴史、人間がそのなかで生きている地理
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16.
友人というのは、ただ黙って向かい合って座っているだけでも、自ずと心が暖められる。
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17.
身は売つても芸は売らぬ。
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18.
生の完全な燃焼が死だ。生の躍動と充実の究極が死だ。
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19.
1年か2年でいい、両手両足を差し上げますから、頭と口が明晰なら、おまえが口述筆記してくれればいい、一緒に神様に頼んでくれ
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20.
雑誌が痛がってるじゃないか
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21.
ちょうどあのように、私も人生を去りたい。すべてをさっと消して、じゃ諸君と言って
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