1.
赤羽の街で出会った人たちの天然のおもしろさに打ちのめされた。
自分がフィクションで生み出すものより、その辺にいる酔っぱらいとか奇人さんたちが素でやってることのほうがおもしろかった。
清野とおる
2.
僕と赤羽、お互いの波長が合っていたんだと思います
清野とおる
3.
「赤羽」で描かせてもらった全ての人に頭が上がらないし足を向けて寝られません。
清野とおる
4.
僕はもともと人見知りな人間なので、酒の力を借りて取材してる
清野とおる
5.
僕は常に、誰もやったことがないことをやりたい
清野とおる
6.
普通であれば率先してやらないことをあえて進んでやることにより、脳がビックリする。そうすることで新たな視野や価値観が得られる
清野とおる
7.
今の赤羽で一人暮らしを始めても、赤羽の漫画を描こうと思わないだろうし、漫画家も辞めてた
清野とおる
8.
漫画家としての仕事は完全に尽きた状態だったので、これだけやっても仕事を得られないならだめかなって諦めて、最後っ屁として立ち上げたのがブログだった
清野とおる
9.
僕はそもそも20代後半の頃、連載も続かないし持ち込み原稿はぜんぶボツになるしで、漫画家として完全に終わったって思ってたんですよ。
だからいまはもう“ボーナストラック”なんです
清野とおる
10.
仕事量を増やさないし、ついつい引き受けない
清野とおる
11.
ついついぜんぶ引き受けていたら、何年か前に完全にキャパオーバーになっちゃって。連載はこっちからやめるわけにもいかないから頑張っていたら、完全に生活と人格が破綻しましたね
清野とおる
12.
連載を多数かけ持ちしてたときは、ほんとにつらかったですね。いま振り返っても、「あのときの自分は自分じゃなかったな」と思う
清野とおる
13.
遊びより取材の気持ちが大きくなると、その分作品もつまんなくなる
清野とおる
14.
漫画で描かせてもらった人たちも、取材というか、単に好きで話を聞かせてもらってる感覚ですかね。取材というか、遊びの延長線上です
清野とおる
15.
自分のやってることに対して全力で楽しめないと、結果もついてこないと思います
清野とおる
16.
ほかの人を真似るんじゃなくて、自分なりのやり方を見つけたかった
清野とおる
17.
(編集に)何も言われなさすぎて。「ほんとに描いていいんですか?大丈夫ですか?」って思う。
清野とおる
18.
脳みそが想定してる範囲をちょっと超えるような奇行を、いかにとるかが大事なんですよ
清野とおる
19.
僕はもちろん霊的なものを信じていますし、信じたいから見たい。100%信じたいから本当に見たいんです。だから見える人がうらやましいです
清野とおる
20.
仕事をするにあたって「勘だけは鍛え続けなきゃいけない」」というのは、自分のポリシーというか、テーマとしてずっと持ってるんです。
清野とおる
21.
現世で重ねた「業」を少しでも払拭したいんですよね。「徳」で「業」を相殺したい感じです。少しでも「徳」がプラスの状態で死にたいんです(笑)
清野とおる