1
我々人間はこのまま腐海にのまれて滅びるよう定められた種族なのか。それを見きわめたいのだ
ユパ
2.
私、自分が怖い。憎しみにかられて何をするかわからない。もうだれも殺したくないのに。
ナウシカ
3.
あなたは何をおびえているの。まるで迷子のキツネリスのように
ナウシカ
4.
わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくれる。働き者の綺麗な手だと言うてくれましたわい
城オジ
5.
しょせん血塗られた道だ
クシャナ
6.
また村がひとつ死んだ。いこう、ここもじき腐海に沈む
ユパ
7.
ほら、怖くない。ね?怯えていただけなんだよね。
ナウシカ
8.
あなたたちだって井戸の水を飲むでしょ。その水をだれがきれいにしていると思うの?湖も川も人間が毒水にしてしまったのを、腐海の木々がきれいにしてくれてるのよ。その森を焼こうというの?
ナウシカ
9.
ごめんね。許してなんて言えないよね。ひどすぎるよね
ナウシカ
10.
王蟲…森へお帰り。この先はお前の世界ではないのよ。ねえ、いい子だから
ナウシカ
11.
ナウシカにはなれずとも同じ道はいける
ユパ
12.
クソッ、死なしてたまるか。待っててくれ。ぼくの愛する風使い。
アスベル
13.
なんといういたわりと友愛じゃ。王蟲が心を開いておる。
大ババ
14.
うだつの上がらない平民出に、やっと巡ってきた幸運か?それとも破滅の罠か。
クロトワ
15.
大地を傷つけ、奪いとり、汚し、焼き尽くすだけのもっとも醜い生き物。蟲達の方が私達よりずっと美しい。
ナウシカ
16.
どんなにみじめな生命であっても、生命はそれ自体の力によって生きています。この星では生命はそれ自体が奇跡なのです。
ナウシカ
17.
もう何もかも手おくれだ。ここが私の旅の終わりだろうか。こんなに世界は美しいのに。こんなに世界は輝いているのに…。
ナウシカ
18.
きれいな水と土では、腐海の木々も毒を出さないと分かったの汚れているのは土なんです。この谷の土ですら汚れているんです。なぜ、誰が世界をこんなふうにしてしまったのでしょう。
ナウシカ
19.
私達はみなあまりにも多くのものを失いました。でもすべては終ったのです。いまはすべてを始める時です。
ナウシカ
20.
腐海の毒に冒されても、なお腐海と共に生きるというのか。
ユパ
21.
“その者 青き衣をまといて”
“金色の野に降り立つべし”
“失われし大地との絆を結び”
“ついに人々を青き清浄の地に導かん”
大ババ