1.
この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。
村上龍
2.
自分の限界を知るのは大変で、大切だ。限界までいったことのない奴が、自分にはもっと可能性があったはずだと悔やんで、他人に依存するようになる。
村上龍
3.
ダメな女というタイトルを見てどきっとした女はダメな女ではない
村上龍
4.
頭脳ではなく、内臓で書かれた小説だけがリアルなのだ
村上龍
5.
目標は自らの中に封印されていなければならない。だから目標を持つことは基本的に憂うつなことである
村上龍
6.
この国では、無知、あるいは知識や情報が足りないことが場合によって罪悪になるという認識が薄い
村上龍
7.
好きな対象に対して依存しなければ、いつまでも楽しむことができる
村上龍
8.
簡単に手にはいるものに意味はない
村上龍
9.
人生はテニスのシングルスゲームと同じで、誰かが誰かを幸福にすることなどできない。他人にしてやれることなど何もない。他人を支配するのも無理だし、支配されることもできない。
もし何か他人に対してできることがあるとすれば、キラキラしている自分を見せてやることだけだ
村上龍
10.
関係性が生まれれば、どういう形にせよ、傷は発生する。そして、その傷から自由になろうと決めて努力する場合に限り、傷は何らかの意味を持つのだ
村上龍
11.
自分が全力で取り組める一生の仕事を持っているかどうか。人生はその一点にかかっている
村上龍
12.
自立心だ。自分自身を頼りにする気持ちだ。自分以外の物事に必要以上に影響されないことだ
村上龍
13.
自分を許せない時期は辛いが、その果てにしか素敵な笑顔はないのだ
村上龍
14.
何かを強制されている個人や集団を見ると、ただそれだけで、不快になるのだ
村上龍
15.
真剣なことを話す時に泣いてしまうような奴は嫌いだ。泣くのは自分に酔ってるからだ。何でも許されると甘えているからだ
村上龍
16.
「仲良くしなくてはいけない」というプレッシャーがこの国ではすごい
村上龍
17.
美しいものと一緒にいると、自分は間違っていないと思える。美人は三日で飽きるというのは、ブスの自殺を救うための嘘である
村上龍
18.
ダメな女とは、仲間を欲しがる女である
村上龍
19.
目標は達成するもの。達成できないのは100%自分のせい
村上龍
20.
唯一の復讐の方法は、彼らよりも楽しく生きることだと思う
村上龍
21.
人生はとり返しのつかないことの連続だ
村上龍