1.
『歌舞伎を上手うならして下さい』て頼んだわ。『日本一の歌舞伎役者にして下さい』て。『その代わり他のもんはなんもいりませんから』て
立花喜久雄「国宝」
2.
幕上がるおもたら震えとまらんねん
立花喜久雄「国宝」
3.
あんたは七年間一日も休まず稽古を続けてきた。振りを忘れても、体が踊ってくれる
小野川万菊「国宝」
4.
あなた、歌舞伎が憎いんでしょ、憎くて憎くて仕方ないんでしょ。それでもいいの。それでもやるの
小野川万菊「国宝」
5.
ただただ、みなさまのおかげです
立花喜久雄「国宝」
6.
芸があるやないか
大垣俊介「国宝」
7.
この上は徳様も死なねばならぬ品なるが、死ぬる覚悟がききたい
立花喜久雄「国宝」
8.
守ってくれる血が俺にはないねん
立花喜久雄「国宝」
9.
ホンマもんの芸は刀や鉄砲よりも強い
花井半二郎「国宝」
10.
好きな人と明日添い遂げる覚悟。それが一つも伝わらん
花井半二郎「国宝」
11.
残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め
立花喜久雄「国宝」
12.
ほんときれいなお顔だこと。でもあれですよ。役者になるんだったら邪魔も邪魔。そのお顔に自分が食われちまいますからね
小野川万菊「国宝」
13.
ここには美しいものがひとつもないだろう。なんだかホッとするのよ。もういいんだよって、やっと誰かに言ってもらったみたいでさ。あなた、どこにいたんですよ。踊ってごらん。ちょっと見れば、あたしには分かるんだ
小野川万菊「国宝」
14.
この国宝をお前に預ける。俺の大切な宝だ。いつかきっと返しに来い。立派な”人間国宝”になってな
小野川万菊「国宝」
15.
証拠もなければ理も立たず、此の上は、徳さまも死なねばならぬ品なるが、死ぬる覚悟が聞きたい
大垣俊介「国宝」
16.
泥棒と一緒やないか。人んちに入り込んで、大事なもん盗みくさって!
大垣俊介「国宝」
17.
血が欲しい。俊ぼんの血をコップに入れて、ゴクゴク飲みたい
立花喜久雄「国宝」
18.
歌舞伎なんて、ただの世襲だろ? 今は一緒に並べてもらってても、最後に悔しい思いして人生終わるのアンタだぞ
竹野「国宝」
19.
お初として生きてへんから、お初として死ねへんねん
小野川万菊「国宝」
20.
どこ見てたんやろなぁ
立花喜久雄「国宝」
21.
きれいやなあ
立花喜久雄「国宝」



