1.
他人の芸を見て、あいつは下手だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。同じくらいだと思ったら、かなり上。うまいなあと感じたら、とてつもなく先へ行ってる
古今亭志ん生(落語家)
2.
ものごとっていうのは、嬉しい事が起きる前には必ず心配事や悲しいことが起こるもんなんですよ
古今亭志ん生(落語家)
3.
出世をしようの、いい真打ちになろうのという考えは無い。ただこれが好きなんで、はなしを覚えた
古今亭志ん生(落語家)
4.
貧乏ってのはするもんじゃねえ。「たしなむ」もんです。
古今亭志ん生(落語家)
5.
貧乏に苦しみながら、今になんとかしてやると希望を持って生きていくところに、また言うに言われぬ面白みがあるもんですよ。
古今亭志ん生(落語家)
6.
上の者にかわいがられて引き上げてもらったって、それは自分の力じゃない。八方敵だらけになって爪弾きにされてもいい、自分の力で上がってゆこうと思った。
古今亭志ん生(落語家)
7.
酒がいちばんいいね。酒というのは人の顔色をみない。貧乏人も金持ちも同じように酔わしてくれるんだ。あいつは酔わせないよ、なんて言わねえとこがいい。
古今亭志ん生(落語家)
8.
本当に芸に一身をぶち込んでやれば、眼のある人はきっと見てくれます。
古今亭志ん生(落語家)
9.
落語を面白くするには、面白くしようとしないことだ。
古今亭志ん生(落語家)
10.
笑わせるもんじゃない。つい笑ってしまうもの。これが芸だと思うんですね。
古今亭志ん生(落語家)
11.
芸人てえのはな、売れてるときはわがままでいいんだ。売れなくなったら、いくら八方美人をしていても捨てられる。
古今亭志ん生(落語家)
12.
寄席は学校じゃねぇんだ。間違えたって、直したりしちゃいけねぇ。そのまま通しちまうんだ。
古今亭志ん生(落語家)
13.
腹の虫てぇ奴はえらいもんで、食べ物だけじゃなく、何でもちゃんと知ってやがる
古今亭志ん生(落語家)
14.
あたしにはこの商売、適してるんです。自分に適したものてえものは、恐ろしいものですね。人のできないっていうものが、ワーッとできちゃう
古今亭志ん生(落語家)
15.
世の中に女ほどしょうのないものはありません。やさしく言えば図にのぼせる、小言を言えばふくれる、叩けば泣く、殺せば化けて出る。
古今亭志ん生(落語家)
16.
あたしはちょうど、うちにおったなめくじみたいに、切られようが突かれようがケロンとして、ものに動ぜず、人に頼らず、ヌラリクラリと、この世の中の荒海をくぐり抜けて、やっとこさ今日まで生きてきたんですよ。
古今亭志ん生(落語家)
17.
噺家(はなしか)になれ!!扇子一本でどこだってメシが食えらあ!
古今亭志ん生(落語家)
18.
あたしたちの若い時分は、東京にいたんじゃ食えねえから、誰だって旅に出たもんです。旅に出るてえと、くさくなるとか言ったもんですが、その半面、旅に出ることはひとつの勉強でもあったわけですよ。
古今亭志ん生(落語家)
19.
世の中てえものは、自然自然にうごいてゆくんですから、ウカウカしていると、おいてきぼりを食っちまう。なんといったって、ふだんの勉強ですよ。勉強もしないで遊んでいたんじゃ、ぜったいに頭のあがる時なんてきやアしませんよ。
古今亭志ん生(落語家)
20.
芸なんてものは、はたから見ると呑気そうだが、中へ入って見るてえと、これほどきびしい世界はありませんよ。
古今亭志ん生(落語家)
21.
天才てえものもありましょうけれども、千人に一人か万人に一人で、それだって、勉強しないでいたら、すぐにくさってしまいますからね
古今亭志ん生(落語家)



