ad

小林多喜二 珠玉の名言・格言21選

ad
偉人の名言
ad

1.

闇があるから光がある。そして闇から出てきた人こそ、本当に光のありがたさがわかるんだ。

小林多喜二

2.

困難な情勢になってはじめて誰が敵か、誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるものだ。

小林多喜二

3.

現実が、今が一番大事なんですよ。「時のデザイン」って僕は言うんだけど、時間は宝物なんですよ。しかし時間というものは自然界にあるもんじゃないんです、人間が作った概念なんです。

小林多喜二

4.

世の中は、幸福ばかりで満ちているものではない。不幸であるから幸福がある。そこを忘れないでくれ。

小林多喜二

5.

本当のことを云えば、そんな先きの成算なんて、どうでもいいんだ。死ぬか、生きるか、だからな

小林多喜二「蟹工船」

6.

たった一人の寝がえりものは、三百人の命を殺すということを知らなければならない

小林多喜二「蟹工船」

7.

ささやかな普通の生活こそが「光」

小林多喜二

8.

おい地獄さ行ぐんだで!

小林多喜二「蟹工船」

9.

資本家は――金利貸し、銀行、華族、大金持ちは、嘘のような金を貸しておけば、荒地は肥えた黒猫のような豊穣な土地になって、間違いなく、自分のものになってきた。

小林多喜二

10.

石ころでも入れておけ、かまうもんか

小林多喜二「蟹工船」

11.

ものを云うだけのぜいたくな「余分」さえ残っていなかった。

小林多喜二「蟹工船」

12.

人間の身体には、どの位の限度があるか、然しそれは当の本人よりも監督の方が、よく知っていた。

小林多喜二「蟹工船」

13.

皆は死ぬことを覚悟した。漁夫は何時でも「安々と」死ぬ覚悟をすることに「慣らされて」いた。

小林多喜二「蟹工船」

14.

「人間の命?」「お前達をどだい人間だなんて思っていないよ」

小林多喜二「蟹工船」

15.

お前なんぞ、船長と云ってりゃ大きな顔してるが、糞場の紙位えの価値もねえんだど。

小林多喜二「蟹工船」

16.

人情味なんか柄でもなく持ち出して、国と国との大相撲がとれるか!

小林多喜二「蟹工船」

17.

蟹工船はどれもボロ船だった。労働者が北オホツックの海で死ぬことなどは、丸ビルにいる重役には、どうでもいい事だった。

小林多喜二「蟹工船」

18.

色よい返事だ? この野郎、フザけるな! 生命にかけての問題なんだ!

小林多喜二「蟹工船」

19.

俺達には、俺達しか、味方が無えんだな。始めて分った。

小林多喜二「蟹工船」

20.

本当の目的は、俺達をウンと働かせて、締木にかけて、ギイギイ搾り上げて、しこたま儲けることなんだ。そいつを今俺達は毎日やられてるんだ

小林多喜二「蟹工船」

21.

公平に云って、上の人間はゴウマンで、恐ろしいことを儲けのために「平気」で謀んだ。漁夫や船員はそれにウマウマ落ち込んで行った。

小林多喜二「蟹工船」