1.
先の見通しを持つということは、すでにあった事実の中から、ある一つの方向をもった流れを見つけ出すということである。
加藤周一(大学教授)
2.
私は自分自身にも、世間にも、あまり多くを期待しない。けだし失望を避ける唯一の方法は、やたらに高望みしないことだからである
加藤周一(大学教授)
3.
読書の愉しみは無限です。人生は短く、面白そうな本は多し。
加藤周一(大学教授)
4.
問題意識だけがあって知識がないとすれば、それは「危ない」ことになります。「危ない」とは、こういうことをしたいと思ったときに、よく考えずに突入すると、とんでもない結果を生ずることがある、ということです。
加藤周一(大学教授)
5.
自己批判は理性の働きである。
加藤周一(大学教授)
6.
世界は思いがけぬ事件に富んでいるが、思いがけぬ方向へ動くことはない。
加藤周一(大学教授)
7.
目的は必ずしも手段を正当化しない。目的が手段として犯罪を要求するとき、その他の有効な手段を発見できなければ、目的そのものを再検討するほかに、抜本的な解決を見出すことはできない。
加藤周一(大学教授)
8.
明治時代、中国は艦を買った。日本は造艦技術を買った。
加藤周一(大学教授)
9.
文化は無からの創造ではなく、伝統からの創造である。過去を失うものは、未来をも失うだろう。
加藤周一(大学教授)
10.
芸術的感動は徹底した追究から生じる。
加藤周一(大学教授)
11.
戦争中に人々が犯した悪行は、必ずしもその人本来の性質を反映したものではなく、むしろ「社会や歴史が人を悪魔にも聖人にもする」ということを示している。
加藤周一(大学教授)
12.
科学は、極端にいえば、全く役に立たなくても、世界についての知識をもとめる。一方、技術の方は、役に立たない知識をもとめるのではなく、まず、役に立つ目標があって、その目標を達成するための手段を知ろうとする。
加藤周一(大学教授)
13.
はやく読もうと、おそく読もうと、どうせ小さな図書館の千分の一を読むことさえ容易ではない。したがって、「本を読まない法」は「本を読む法」よりは、はるかに大切かもしれません。
加藤周一(大学教授)
14.
英仏の文化は純粋種であり、それはそれとして結構である。日本の文化は雑種であり、それはそれとしてまた結構である。
加藤周一(大学教授)
15.
自分のなかから出てきた問題意識がないと本当の意味でものごとを理解することにならない。
加藤周一(大学教授)
16.
教師が教えてくれることを学ぶだけじゃダメ。学ぶだけでは、自分自身の問題を解決できない。
加藤周一(大学教授)
17.
目的を立てて、その目的のために本を読む、そのほかの本は読まないと決めるのも、本を読まない工夫の第一歩であり、基本であるわけでしょう。
加藤周一(大学教授)
18.
個人と個人との間に全く自由な決断によって支えされた連帯感がある場合と、そうではなくて初めから個人がなくて個人が集団に埋没されている場合では、表面上似ているけれど根本的に違う。
加藤周一(大学教授)
19.
ただ人間の愛する能力を証言するためのみ差しだされた無名の花の命を、私は常に、かぎりなく美しく感じる
加藤周一(大学教授)
20.
暴力的な弾圧があるのは、ある意味で暴力の側の敗北の印です。気の利いた文句が思いつかないから鉄砲を撃つわけだから、なぜ撃つかということに注意すれば、自らの敗北を認めるようなものなんですよね。
加藤周一(大学教授)
21.
戦争の準備をすれば、戦争になる確率が大きい。もし平和を望むなら戦争を準備せよじゃあない。平和を望むならば、平和を準備した方がいい。戦争を準備しないほうがいいです
加藤周一(大学教授)



