1.
いつも死に物狂い。ハードルを上げて作品づくりに挑んでいる
岩井俊二
2.
僕はいつも自分に無理難題を課しながら、物語を作っている
岩井俊二
3.
お客さんは想像を超えるような物語を求めているわけだから、そこで楽をしてしまったら、きっとお客さんが僕を許さない
岩井俊二
4.
小噺でいいとしたら、毎日のようにおもしろいものを書ける自信はあるんです。でも2時間ほどの映画を作るとなると、一気にハードルが上がる。もうそこは、「なんとかなるだろう」と信じるしかない
岩井俊二
5.
夢が叶っているのか、叶っていないのかわからないし、死に物狂いでやっているだけ
岩井俊二
6.
長年やっている経験から、顔をみたら大体その人の特性がわかる
岩井俊二
7.
そもそも悪役という人間は存在しない。悪役という視点が存在しているだけである
岩井俊二
8.
普段人が気付かないような隠れた人間性を描きたい
岩井俊二
9.
僕は何に対してもハマって極めていくのが好きなタイプ
岩井俊二
10.
「何かを目指さなきゃいけない」という思いが常にあって、勉強をしたら次に進まないといけないことに対しては疑問を感じていました
岩井俊二
11.
元日に休まないというのが長年のジンクスであり健康法
岩井俊二
12.
僕の作品にはあまり頭のいい人や利口な人が出てこないんです。完璧ではなくて、どこかダメなやつが多くて。きっと自分が投影されているん
岩井俊二
13.
見えない流れに身を任せてやってる感じなんですよ。現場では『こんな感じかね?』と僕自身も探りながら演出していた
岩井俊二
14.
ずっと探していたピースが見つかったっていう瞬間がある。必ずしもそれで映画がよくなるわけじゃないんですけどね
岩井俊二
15.
人間ってやっぱり特殊な動物で、顔にいろんなインフォメーションが入ってるんです
岩井俊二
16.
映画のとおり運命的には相当に残酷なものを想定して描いていますが、かといって何か特定のメッセージを託したわけではない。だから、観客に対して「こういう風に捉えてほしい」というのはないんです
岩井俊二
17.
キャスティングした時点でほとんど勝敗が決まるので、オーディションがすごく大事です
岩井俊二
18.
不幸なことに自分以外の演出家の現場を見る機会がほとんどなかったので、普通のやり方というのがわからない。
岩井俊二
19.
そもそも、僕は映画監督かって言われるとちょっと違う気がします。だって、お話を作ることに大半のカロリーを作っていて、現場では立ち会いにきている原作者という感じ
岩井俊二
20.
自分にも「神の不在」としかいえないような絶望的な時期がありましたが、そういう時に見上げた空は青かったよなっていう。その心境でしか描けない風景がありますよね
岩井俊二
21.
(リリイ・シュシュについて)遺作を選べたら、これにしたい
岩井俊二