1.
歌はね、されど・たかがの行ったり来たり
石川さゆり
2.
歌がなくて死んじゃう、なんてことはないかもしれない。でも「歌があって救われたわ」とか大きなエネルギーをもらってる・・・。
石川さゆり
3.
時間はかかっても重ねていくことが好き
石川さゆり
4.
私は今の空気をちゃんと吸っていたい
石川さゆり
5.
いい年を重ねたいなと思うんですが、役者さんというのはいい年を重ねた役が来るんですよ。だけど、歌い手はその時代に立ってなきゃいけないんですよね
石川さゆり
6.
お客さまは常に「今」なんですよ。それを求められてるような気がする
石川さゆり
7.
「津軽海峡・冬景色」は10代のときに歌った歌で、今もう62歳になっているわけですから、今まで私が歩んできた時間をちょっとだけ重ねたいなとは思いますよね
石川さゆり
8.
まさか50年を超えて歌をうたい続けるとは夢にも思っていませんでした
石川さゆり
9.
なんにも悟ってなんかいないですよ。でも、いろんな出会いがあったし、いろんな歌を歌ったし、それが今日の私なんだなと思います
石川さゆり
10.
全部自分ですね。いろいろ素敵な方たちのライブとかを拝見したりして。こう長きにわたって歌わせていただいてると、自分がやっておかなきゃいけないことというのを、ふと思ったりする
石川さゆり
11.
歌をうたっていると、『言葉』というものは残り過ぎると思うことがあります。だからこそ“この歌はこういう歌だ”と説明し過ぎないようにしたい
石川さゆり
12.
歌の受け止められ方はひと通りではなく、聞いてくださったみなさんの数だけ『歌』がある。私はみなさんに歌を届けたいと思い、みなさんにはそれを今の日常や生活の中で感じてもらえれば充分なのです
石川さゆり
13.
コンサートでは歌い手と聞き手の間にも命が生まれると信じています
石川さゆり
14.
生きていれば、何をしてもダメなときがありますよね。ですが、全てを放棄してしまっては何も始まらないので、もがいてみたのです
石川さゆり
15.
ひとつの曲をライブの現場で作り上げていくと、“これが本当の音楽なのだ”と実感しました
石川さゆり
16.
歌の世界では美空ひばりさんのような大先輩でも、私のような新人でも、一枚のレコードの価値は同じ。お客さんが買い求めてくださることの重みを、当時の私は子どもなりにひしひしと感じました
石川さゆり
17.
ヒット曲を歌えるようになっても、私自身は何も変わりませんでした。しかし、周りの人たちが時代とともにどんどん変わっていくことはすごく不思議で、興味深かったのです
石川さゆり
18.
歌や音楽は、人が生きていく上でいちばん身近にある文化だという思いが、私の中にはあります
石川さゆり
19.
ときには心を空っぽにして『待つこと』も大事。ですが、ただ待つだけではなく、その時々で吹く風の音や香りを感じるようにしておく。すると、また風が吹きはじめる。
石川さゆり
20.
自分の声と向き合いながら、「これは歌えるけど、これは歌えません」なんて垣根を作るのはもったいない
石川さゆり
21.
私の役目は、風を感じながら移りゆく『時代』を表現し続けていくこと
石川さゆり