石橋湛山(第55代総理大臣) 珠玉の名言・格言21選

偉人の名言
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1.

政治家にはいろんなタイプがいるが、最もつまらぬのは自分の考えを持たない政治家だ。

石橋湛山

2.

病原菌が病気ではない。その繁殖を許す身体が病気だと知るべきだ。

石橋湛山

3.

相手の党が言う事は反対しなければという政治情勢だけは、ぜひ直したいと思う

石橋湛山

4.

急激にはあらず、しかも絶えざる、停滞せざる新陳代謝があって、初めて社会は健全な発達をする。人は適当の時期に去り行くのも、また一の意義ある社会奉仕でなければならぬ

石橋湛山

5.

伝統も主義も捨て、軍部に迎合し、ただ東洋経済新報の形だけ残しても無意味だ。そんな醜態を演じるなら、いっそ自爆して滅びた方がいい

石橋湛山

6.

更生日本の門出 前途は洋々たり

石橋湛山

7.

いかなる民族といえども、他民族の属国たるを愉快とするごとき事実は古来ほとんどない

石橋湛山

8.

言論の自由はうっ積すべき社会の不満を排せつせしめ、その爆発を防ぐ唯一の安全弁

石橋湛山

9.

社会を明朗ならしむる第一条件は言論の絶対自由だ

石橋湛山

10.

本を読んだら、そこに書いてあることを絶えず実際の問題に当てはめ、自己の思考力を訓練し、学問を実際に応用する術を体得しなければならない

石橋湛山

11.

明治神宮の建設ではなく、日本と世界の人心の奥底に明治神宮を打ち建てよ。明治賞金(ノーベル賞のような)を設定せよ。

石橋湛山

12.

我が国の総ての禍根は、小欲に囚われていること、志の小さいことだ

石橋湛山

13.

現代の人心は何故に浅薄弱小なのか。自己の立場についての徹底した智見が欠けているからだ。

石橋湛山

14.

兵営の代わりに学校を、軍艦の代わり工場を

石橋湛山

15.

国民諸君、私は諸君を楽にすることはできない。もう一汗かいてもらわねばならない。湛山の政治に安楽を期待してもらっては困る

石橋湛山

16.

成敗と是非とは判然別事に属せり、成敗は当時の形勢によりて別れ、是非は後人の公説によりて定まる

石橋湛山

17.

他人の好意を求める者は、自らこれを受けるに足るだけの行為を示さねばならぬ。外交関係でも同様だ。このことを常に心してもらいたい。

石橋湛山

18.

人間は誰でも私利心をもっている。自分はもっていないと云ったら嘘になる。しかし政治家の私利心が第一に追求すべきものは、財産や私生活の楽しみではない。国民の間からわき上がる信頼であり、名声である。

石橋湛山

19.

修正主義が思想の正しい筋道である。私の確信しているところはこれである。

石橋湛山

20.

私はかねがね人間の幸せというものは、資本主義とか共産主義とかイデオロギーによって左右されてはならないと考えている。つまり人間の幸福が最後の目的である点では、資本主義も共産主義も全く同様なのだから、その意味ではイデオロギーは人間に奉仕すべきものだと思う。

石橋湛山

21.

自由思想の要件
第一、権勢、伝統、学説、人種、派閥、階級及び先入見等の一切の束縛から離脱し、事物を自由に考えること。

第二、自分等と違う意見又は利害関係を異にする者の主張を頭から排斥するが如き態度を取らず、冷静に批判し、その中に善き点があれば之れを受け容れ採用する寛大な精神をもつこと。

第三、之れこそ実に自由思想の中核をなす次第ですが、総ての問題を現実の生活に即して思考すること

石橋湛山