1.
もう負けたくないんだろ。だったら誰よりも努力しろ。
平井伯昌
2.
もちろん成果が出ることはすごく好きなのですが、どうやったら伸ばせられるかとか、どうやったら上手くいくかと考えることが好きですね。
平井伯昌
3.
スタート地点では才能も技術もほとんど同じ。しかし出来る人と出来ない人が決定的にわかれていく要因として休まず続けたかどうかがある
平井伯昌
4.
早いうちから成果を出すタイプは、まわりの人の目を意識し場の空気を読む能力に長けています。この賢さが大きく伸びようというときに邪魔になります。なぜなら、自分の頭で計算した範囲でしか行動できないためです
平井伯昌
5.
ティーチングの三つの基礎とは「挨拶をする、休まない、自分でがんばる」こと
平井伯昌
6.
人を伸ばすには、その人自身に集中させることが大切です。脇目もふらずに自分のゴールだけを見つめ、自分の可能性という絶対値を基準として愚直に努力できる人が伸びていきます
平井伯昌
7.
練習では、選手の泳ぎ方の悪い部分を修正するというのがコーチの大事な役目です。この場合、ある程度時間をかけて話すこともありますが、私はなるべく「ワンポイントで伝える」ようにしています。というのも、ポイントが複数になると、選手が混乱してしまって修正ができないからです
平井伯昌
8.
オリンピックを通じて、本当に思ったのはですね、最終的には自分自身に打ち勝った人間が、メダルをとれたり、金メダルをとったと思いますので、忍耐力と克己心を強く持った人だと思います。
平井伯昌
9.
なんだかんだいっても、「あのコーチの言うとおりにやったら記録が短縮できた」という事実が積み重なれば、次も耳を傾けてみようという気になるじゃないですか
平井伯昌
10.
できるだけ早くコーチとしての信頼を勝ち取るには、小さな大会でもいいから、きちんとその選手に結果を出させてあげるのが一番です
平井伯昌
11.
教えすぎ=オーバーコーチングになると、選手が指示待ちになって、自分で考えなくなってしまいます
平井伯昌
12.
勇気をもって、ゆっくりいけ
平井伯昌
13.
今では自分が言いたいことがあってもぐっとこらえ、まずは選手に質問するようにしています。そうして選手自身が泳ぎを反省し、言語化するのを待つ。自分の考えを伝えるのはそれからです
平井伯昌
14.
レースが終わって選手が帰ってきたとき、まずは自分が言いたいことを我慢するのがコーチの仕事です
平井伯昌
15.
改善点はタイミングを見計らって伝えることも重要です。たとえば、試合で思うような結果が残せなかったときは、どこが修正すべき課題かを伝える絶好のチャンスだといえます
平井伯昌
16.
問題の真因を探って、その一点を集中的に改善していくしかありません
平井伯昌
17.
まず褒めておいて、「だけどこのままでは、伸びはここまで。さらに上のレベルに行くには、ここをこう改善しよう」という言い方をします
平井伯昌
18.
変化を恐れないことが、日本人の強さのひとつです
平井伯昌
19.
基礎は自分の頭からは生まれない
平井伯昌
20.
指導者から伸びる人への大きな贈り物は、本人が気づかない大きな可能性を見出し、もっと大きななりたい自分像を描かせることだと思います
平井伯昌
21.
自身と向き合い、敵は自分と思えるかどうか。その意識の差が、目標を達成できる人とできない人の違いではないかと思うのです
平井伯昌