1.
解決策がわからないのではない。問題がわかっていないのだ
ギルバート・ケイス・チェスタートン
2.
沈黙は堪えられない当意即妙の応答である。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
3.
悪は病のように気づかれぬうちにやってくる。善は医者のように急いでやって来る。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
4.
真の満足は、いかなる状況からも、その中のあらゆる価値を取り出せることにある。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
5.
世の中は、君の理解する以上に栄光に満ちている。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
6.
「本を読みたい」という熱心な人間と、「読む本が欲しい」という退屈した人間との間には、大変な違いがある。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
7.
何物かを選ぶことは、他の一切を捨てることである。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
8.
たいていの場合、議論する能力のない者が喧嘩をはじめる。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
9.
徹底的に現世的な人々には、現世そのものを理解することさえできぬものだ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
10.
民主主義は教育のないものによる統治を意味するが、他方、貴族政治は悪い教育による統治を意味する。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
11.
他人を殺す者は一人の人間を殺す。自己を殺す者はすべての人間を殺す。彼に関する限り、彼は世界を抹殺する者だ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
12.
良い小説は主人公についての真実を語るが、悪い小説は作者についての真実を語る。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
13.
孤立した傲慢な思考は、白痴に終わる。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
14.
人々はローマが偉大であるからローマを愛したのではない。ローマは人々がローマを愛したから偉大となったのだ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
15.
自らの五感を信じることのできぬ人間は、五感以外の何物も信じることのできぬ人間同様狂人である。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
16.
思想を破壊する思想がある。もし破壊されねばならぬ思想があるとすれば、まずこの思想こそ破壊されねばならぬ思想だ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
17.
人は、谷からは多くを得るが、頂からはほとんど何も得ないものだ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
18.
解決の道は今はまったくはっきりしている。光か闇か、そのどちらかの側を誰もが選ばねばならぬ。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
19.
どんな行動をしようとも、逃れられない運命があるなんて、私は信じないが、行動をしなければ、逃れられない運命があることを、私は信じざるをえない。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
20.
天使は自分を軽く考えているから飛べる。
ギルバート・ケイス・チェスタートン
21.
人間は冒険を試みうるほどに自己を信じなければならないし、冒険を楽しみうるほどに自己を疑わねばならない。
ギルバート・ケイス・チェスタートン