1.
芸は水に文字を書くようなもの、書き続けないと見えない。
藤山寛美
2.
役者は舞台の上だけで稼ぐもんや。それ以外のことでおカネ儲けたら、余計なものが入り込んで汚れてしまう。
藤山寛美
3.
喜劇だからといって何しても笑わせばいいということではない。
藤山寛美
4.
花と葉っぱがお互いにあるから。はっきり言うたらボケとツッコミがあるからいい。だから葉っぱは花を羨んでいるけど、花は葉っぱをいたわらんと決してきれいには見てもらえん。
藤山寛美
5.
順番を待っているだけの人間には永久に順番が来ない。
藤山寛美
6.
殺してやりたいと思っている人に感謝しなさい。その人に会って「なにくそ~」って気持ちがあったから、大きく成長できたんや。最後は感謝しなさい
藤山寛美
7.
お前の芸が下手でもわしはいいぞ。せやけどな、お金を払って見に来てくれるお客さんに、そんな芸でええんか!
藤山寛美
8.
夢のない人間の芝居をお客さんが見に来てくれるとは思わないから、なるべく夢のにおいを身につけておきたいと思うのです
藤山寛美
9.
人間性が伸びる時は必ず芝居も伸びる
藤山寛美
10.
相手によって頭の下げ方を変えたりするな
藤山寛美
11.
喜劇役者は歌舞伎の世襲と違う。一代限りや
藤山寛美
12.
芝居ってな、水に指突っ込んで、文字書いたそばから消えていく。そんなもんや
藤山寛美
13.
何よりもお客さんに喜んでもらうために
藤山寛美
14.
多くのお客様からいただいたご祝儀に、それぞれのお返しは申し訳ないながら時間がありません。そのお返しは舞台でお見せします。いただいたお金は、まとめて大きく使うことでお返しさせてください
藤山寛美
15.
遊ばん芸人は花が無くなる
藤山寛美
16.
車を与えた噂が広まり、何割かは舞台に足を運んでくれるから、宣伝料だ
バーのボーイにチップとして車をプレゼントして
藤山寛美
17.
兄貴、“人気”ってどう書きます? “人の気”と書くでしょう。人の気をつかむ、人の気を動かすのは大変なことですよ。“自分の気”と書いて人気と読むなら、それは簡単なことなんですけどね
藤山寛美
18.
最高のものを届けられたとしても、そこで終わりのものと、さらに先を感じられるものとでは期待感が違ってきますね
藤山寛美
19.
自分はなんぼのもんや
娘の藤山直美に対して
藤山寛美
20.
キタの雄二にミナミのまこと、東西南北藤山寛美
藤山寛美
21.
いい脚本はないか。いい芝居がしたい。
(辞世の言葉)
藤山寛美