1.
他人に対して思いやりをもつ能力がなければ、そんな知識など空しいものです。人間のこの特性を欠いているひとびとは、残忍な嘲笑と空威張りの仮面のかげに隠れるものです
アルジャーノンに花束を
2.
金や物を与える人間は大勢いますが、時間と愛情を与える人間は数少ないのです。
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3.
どうしてぼくはいつも人生を窓からのぞいているんだろう?
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4.
ぼくの知能が低かったときは、友だちが大勢いた。いまは一人もいない。
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5.
ただただ神さまに祈ってるの。あなたが傷つかないように。
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6.
私の時間を盗もうとする人間には我慢ならない。
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7.
この私にいったい何が起こったのか?なぜ私は、この世界でこれほど孤独なのだろう?
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8.
高いIQをもつより、もっと大事なことがあるのよ。
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9.
大学に行けるくらい利口だからってぼくをからかっていいってことはないんだ。
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10.
ひとはバカな人間がみんなと同じようにできない、とおかしいと思うのだろう。
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11.
私が知っている人間はすべて、見かけだおしだった。
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12.
孤独は読んだり考えたりする時間を与えてくれる。
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13.
正義とはなにか?ぼくのあらゆる知識を総動員してもこういう問題を解く役にはたたないというのは皮肉である。
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14.
知能だけではなんの意味もないことをぼくは学んだ。あんたがたの大学では、知能や教育や知識が、偉大な偶像になっている。でもぼくは知ったんです。あんたがたが見逃しているものを。人間的な愛情の裏打ちのない知能や教育なんてなんの値打ちもないってことをです。
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15.
知能は人間に与えられた最高の資質のひとつですよ。しかし、知識を求める心が、愛情を求める心を排除してしまうことがあまりに多いんです。
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16.
未来にはなにもありゃしないんだ。先のことを考えるなんてとてもぼくにはできない。ただ過去だけだ。
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17.
人々が私を笑いものにしていたことを知ったのはつい最近のことだ。それなのに、知らぬ間に私は私自身を笑っている連中の仲間に加わっていた。そのことが何よりも私を傷つけた。
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18.
ぼく、いつだって正しいことをしようとしたんだ。お母さんはいつもいってた、人には親切にしなさい、そうすれば、もめごとなんかにまきこまれなくてもすむし、お友だちもたくさんできるって。
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19.
IQ185の私は、IQ70であった私と同じくらいアリスとかけはなれているのだ。そして今度は2人ともそれを知っていた。
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20.
かくして人間は自己嫌悪においちるのである。己れが間違ったことをしているのを知りながら、それをやめることができない。
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21.
ついしん。どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。
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