1.
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
江副浩正
2.
マネジメントの才能は、幸いにも音楽や絵画とは違って、生まれながらのものではない。経営の才は、後天的に習得するものである。それも99%意欲と努力の産物である。その証拠に、10代の優れた音楽家はいても、20代の優れた経営者はいない。
江副浩正
3.
社内にしか人間関係を持たないマネージャーがいる。こういう人が会社を動かそうとするようでは、会社はいずれ滅んでゆく。
江副浩正
4.
より高い効果を上げるマネージャーは、要求されている様々な仕事のうち、一番大事なことから手がける。仕事を受付順に勧めるような人は、優れたマネージャーとは言えない。目の前にある仕事の中で、一番大切なものは何かをいつも考えていなければならない。
江副浩正
5.
企業において「失敗は成功の母」という言葉ほど、教訓に満ちた格言はない。失敗を恐れぬ勇気を持て。
江副浩正
6.
会社が君に期待しているのは、我々の共同の目標に対して君が自ら進んで貢献することだ。それも「まあまあ」、「ほどほど」といったレベルではなく、精一杯の貢献である。
江副浩正
7.
目標を大きく持て。志が小さければ人間も小さくなる。
江副浩正
8.
今日すべきことは明日に延ばすな。明日に延ばすことは人に迷惑を掛けるか、機会を逸するかのどちらかである。
江副浩正
9.
上司・先輩の話を聞くときは鵜呑みにするな。質問を心がけよ。疑問を持ち、議論をし、そして理解出来ればそれは間違いなく実行出来る。
江副浩正
10.
会議で一言も発言しない存在感の薄い人間になるな。
江副浩正
11.
永いビジネスマン生活で大切な事は健康管理である。身体の調子が悪ければ気力も萎える。
江副浩正
12.
“マネジメントに携わる人は、2つ以上のことを同時に進められる人でなければならない。ひとつの仕事に熱中している時は、他の仕事に手がつかない、といったタイプの人はスペシャリスト向きで、マネージャーには向かない。
江副浩正
13.
メンバーをよく理解しようとすることもマネージャーにとって大切なことである。それよりもっと大切なことは、マネージャー自身の方針、考え方、人格までもメンバーに理解させることである。マネージャーとメンバーとのよい人間関係は、深い相互理解から生まれる。
江副浩正
14.
社内だけではなく社外に友を持て。外飯、外酒を心がけよ。社内だけしか通用しない人間になるな。
江副浩正
15.
誰に対しても「彼も人なり、我も人なり」と、広い心を持って接するように。
江副浩正
16.
君は隠れた大きな力の持ち主である。まず君自身が持っている隠れた力を自覚することだ。
江副浩正
17.
いつの場合も引っ込み思案は敵、積極果敢は味方。
江副浩正
18.
失望と落胆とは長い人生につきものである。大事なことは、失望を希望に、落胆を奮起に変える、人生に対する前向きの姿勢である。
江副浩正
19.
ブリッ子よりダサイ人間の方がよく伸びる。
江副浩正
20.
注目されている間は大きな機会が開かれていると考え、自ら積極的に働きかけよ。時が経ち注目されなくなってから働きかけても、周囲はなかなか振り向いてはくれない。
江副浩正
21.
人が増える時には、手順を変えるなり、仕事のしくみを変えてゆく必要がある。
『1000人分のパーティの招待者宛名を書き上げ、発送するのに、ひとりでやれば10日は必要。10人でやれば何日かかるか?』算数では答えは1日だが、経営の現場では10人でやっても10日かかることもある。
江副浩正