1.
人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し
他人を知るものは賢いが、自分自身を知るものは目ざめた人である。他人に打ち勝つものは強いが、自分自身に打ち勝つものは偉大である。
老子(道家の始祖)
2.
君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず
立派な人は周りと調和しつつも、意見なく流されはしない。つまらない人はむやみに同調するが、本当の意味で調和はしていない
孔子(儒家の始祖)
3.
天将に大任を是の人に降さんとするや、必ず先ずその心志を苦しめ
大きな使命を任される人は、その前に必ず苦労を経験する。今の苦しみは将来のための試練だという考え方。
孟子(儒家)
4.
井の中の蛙、大海を知らず
狭い世界にいる者は、自分の知らない広い世界があることに気づかない
荘子(道家)
5.
彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず
敵と自分の実力を正しく把握していれば、何度戦っても負ける危険はない。
孫子(軍事思想家)
6.
巧詐は拙誠に如かず
巧みなうそ・ごまかしは、たとえ不器用でも誠実であることには勝てない
韓非子(法家)
7.
天下兼ねて相愛せば則ち治まり、交々相悪めば則ち乱る
敵味方関係なく分け隔てなく愛し合えば世は治まり、互いに憎み合えば世は乱れる
墨子(墨家の始祖)
8.
貌言は華なり。至言は実なり
見た目のいい言葉は華やかなだけで、本当に価値のある言葉には実質が伴っている
司馬遷(歴史家)
9.
老驥は櫪に伏すも、志は千里に在り
年老いた名馬は馬小屋にいても、心は千里を走ろうとしている。年を取っても大きな志は失われない
曹操(政治家)
10.
澹泊にして以て志を明らかにし、寧静にして以て遠きを致す
欲を抑えた静かな心があってこそ、志ははっきりし、遠い先まで見通せる
諸葛孔明(軍師)
11.
菊を採る東籬の下、悠然として南山を見る
垣根で菊を摘み、のんびりと山を眺める。
陶淵明(詩人)
12.
天我が材を生ず、必ず用有り
天は自分に才能を与えた、必ずいつか活かせる時が来る
李白(詩人)
13.
佳節に逢う毎に倍た親を思う
めでたい節句のたびに、いつもより一層家族が恋しくなる。
王維(詩人)
14.
蝸牛角上、何事を争うか
かたつむりの角の上のような狭くて小さな世界で、人間は何を争っているのか
白居易(詩人)
15.
廬山の真面目を識らず、只だ身がこの山中に在るに縁る
廬山の本当の姿がわからないのは、自分がその山の中にいるから。物事の中に入り込みすぎると全体像が見えなくなる
蘇軾(詩人・政治家)
16.
人生意気に感ず、功名誰か復た論ぜん
人生は心の高まりに感じて動くもの。名誉や功績を後から誰が論じようか。
魏徴(唐の名臣)
17.
その実、地上にはもともと道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ
魯迅(文学者・思想家)
18.
革命いまだ成らず
孫文(革命家)
19.
星星の火も、以て原を燎くべし
小さな火花でも、いずれ広い野原を焼き尽くすほどの力になる。今は小さく弱い勢力でも、やがて大きく育つ可能性がある
毛沢東(政治家)
20.
白い猫でも黒い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ
鄧小平(政治家)
21.
国破れて山河在り
戦乱で国が滅んでも、山や川といった自然だけは変わらず残っている
杜甫(詩人)



