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中国古典の名言・格言21選

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人生の名言
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1

君子の楽しみは理想の実現にあり、小人の楽しみは目先の仕事を成すことにある。

(君子は其の志を得るを楽しみ、小人は其の事を得るを楽しむ)

文韜

2.

今日学ばないでおいて、明日も明後日もあるというな。

(謂うこと勿れ、今日学ばずして来日ありと)

古文真宝

3.

君子は何事においても中庸を旨とする。対して、小人は極端な行ないをする。

(君子は中庸をす。小人は中庸に反す)

論語

4.

一国は一人の力によって栄えもし、また亡びもする。

(一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶ)

管仲論

5.

智者は、物事の兆しを早く見破って、これに対処する道を固く守る。

(智者は幾を知りて固く守る)

近思録

6.

流れずに淀んでいるばかりでは水は腐る。人の知識も同様で、運用しなければ直に使い物にならなくなる。

(智は猶お水の如し。流れざるときは則ち腐る)

宋臣名言行録

7.

知っていることは知っているとし、知らないことは知らないと認める。それが、本当に知っているということだ。

(之れを知るを之れを知ると為し、知らざるを知らずと為せ。是れ知れるなり)

論語

8.

たとえ堯帝のような明君が十人いたとしても、冬場には一本の稲穂さえ育てることができない。時節に合わなければ、いかなる人でも力を発揮することはできない。

(天時に非ざれば、十堯と雖も、冬、一穂を生ずること能わず)

韓非子

9.

天の与えたものを受け取らなければ、あとで後悔しても間に合わない。好機は逃さず掴まねばならない。

(天の与うるを取らざれば、悔ゆるとも追うべからず)

三国志

10.

地位を得られないことを思いわずらうよりも、地位につくに足る実力を身に付けるよう努力することだ。

(位なきを患えずして、立つ所以を患う)

論語

11.

たとえ愛していても、その人に悪い点があれば、その点はわきまえていなければならない。反対に、たとえ憎んでいても、その人に長所があるならば、それを見落としてはならない。

(愛すれども其の悪を知り、憎めどもその善を知る)

小学

12.

考えの浅い者とは、重大なことについて相談しても仕方がない。

(豎子、ともに謀るに足らず)

史記

13.

やたらに人と争い競う性質の者とは、物事の是非を語り合うことはしない方がよい。

(争気ある者とは、与に弁ずる勿れ)

荀子

14.

自分が疑いを感じている者を用いてはならない。また、人を用いた以上は、その人を疑ってはならない。

(人を疑いては使う勿れ。人を使うては疑う勿れ)

金史

15.

足の多い虫は、死んでも倒れない。助けの多い者は容易に滅びることはない。

(百足の虫は、死に至るも僵れず)

六代論

16.

一人があれこれに手を出さず、一つの官職、一つの職務に専心するべきである。

(一人、官を兼ねず。一官、事を兼ねず)

韓非子

17.

強い弓を引くのは難しい。同じように、優れた人材を真に使いこなすことは難しい。

(良弓は張り難し)

墨子

18.

力で人を服従させても、服従させられた側は心服してはいない。反抗するだけの力がないから、やむを得ず従っているだけである。

(力を以て人を服する者は、心服に非ざるなり。力贍(た)らざればなり)

孟子

19.

良い時機は得がたく、失いやすいものだ。

(時は得難くして、失い易し)

史記

20.

作戦を立てて実行に移すのは人間のすることだが、その成否は天が決することで人智の及ぶところではない。

(事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり)

三国志

21.

仁者たる者は、富貴権勢や美物に接しても、特に喜ぶことはない。また、どんな逆境に置かれても、そのために悲しむこともない。(物を以て喜ばず、己れを以て悲しまず)

岳陽楼記

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