1.
鈴と、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。
金子みすゞ(詩人)
2.
夢はあきらめたら その夢は消えちゃう あきらめたらいけない やめたいと思う時もある やった後のことを考える 「やった よかった」
坂上二郎(コメディアン)
3.
一番大切なのは信用であり、信用の担保はお金や物ではなく人間としての誠実さ、真面目さ、そして何より真摯さである。
伊藤雅俊(イトーヨーカ堂創業者)
4.
ひとつでもあれはいけないと言い出したら、チャンプルーでなくなる。あれもよい、これもよい、全部でひとつ。それがチャンプラリズムです。
照屋林助(音楽家・漫談家)
5.
十七音字は縮まるためにあるんじゃない 膨らむために一度縮んでいるだけ 感性で触れれば パッと十七音字は一編の小説にもなりうる力を持っている
時実新子(川柳作家)
6.
人に気を遣うことは、自分の感性を磨くことだ
萬屋錦之介(歌舞伎役者)
7.
自分のやりたい研究に指導教官など、この世にいないものと思え
山口昌男(文化人類学者・思想家)
8.
ハガキ一枚、タバコ一本の値だんで健康を
代田稔(ヤクルト創業者)
9.
花を活ける。活ける前には、切らねばらなず、切った花はやがて死ぬ。「活ける」こととは、同時に「死」へ向かうこと。この宿命から逃れられない以上、活け花とは「命」を謙虚に受け止めることである。
安達曈子(華道家)
10.
降るとまで 人には見せて 花曇り
井上井月(俳人)
11.
個人の時代は過ぎ去った。集団は自己の歩む世界には無限の力がある
ジュゼッペ・マッツィーニ(政治家)
12.
人は良心に従って行動するほど、快きはなし
武藤山治(実業家)
13.
どこにも急がない人は、どこにでも間に合うものだ
ミハイル・ブルガーコフ(小説家)
14.
文明と戦争とは結局両立しえないものである。文明が速やかに戦争を全滅しなければ、戦争がまず文明を全滅することになるであろう
幣原喜重郎(総理大臣)
15.
良い女性は、他の誰かが不快な時には、それが自分の落ち度と考えます。悪女は、何に対しても責任をとりません。
アニータ・ブルックナー(小説家)
16.
ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ
峠三吉(詩人)